開発者のこだわり
技術の進歩により、インクジェットプリンターで写真をルアーに印刷することが可能となった。リアルプリントカラーミノ―のいいところは自然の生き物の持つ色のムラが再現されているところであり、人間デザインのルアーには微妙な色ムラ、模様ムラはない。これがリアリティを突き詰めた際に違和感を覚える原因。リアルプリント以外には、当然実績もあり、逆に普通ではないようなカラーにアタックしてくるのも、ひとつの楽しみ。本物そっくりのルアーで釣るのもまたひとつである。
開発にあたっての問題はそのための写真であって、高画質かつ太陽の反射など写り込みのない、まっすぐな魚の写真が必要だった。普段はやらないアユ釣りを実施し、アユを確保。ワカサギは富士五湖にも出かけた。婚姻色の出ているオイカワは水族館にて撮影。すべて生きた魚なのでじっとしていない。結局、開発担当としては魚の撮影に一番苦労した。趣味で買った一眼レフをここで一番多用するとは。ダブルクラッチの生みの親、泉和摩プロも絶賛のカラーでバスとの駆け引きを味わっていただきたい