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“Power Plus”という概念は、細分化の進むライトリグロッドの中にあって、確実に必要とされるスペックです。Lでは軟らかい、MLでは硬いという微妙な要求に的確に応えるために設定されたアクション。ややティップよりのテーパーは、1/16oz.ジグヘッド+ややバルキーなワームをウィードに絡めつつカットしつつの使用において、リグを的確に操作します。ベースとなったELT62SLP+Jは琵琶湖プロガイド平村尚也がウィードエリアのジグヘッドで使い倒すロッド。GWTバージョンはハイモデュラス化によってよりシャープさを増しています。沢村幸弘もチューニングベースに指定した、高い完成度が光る1本。

全長:6'2"
標準自重:90g
ライン:3-6lb
ルアー:1.8-5g
MF-Action

ゴールデンウィングというブランドネームを冠するロッドは、現行のツアーエディションで3代目となります。初代ゴールデンウィング、2代目ゴールデンウィング・コンペティション、そして3代目ゴールデンウィング・ツアーエディション。
そのすべてに共通する特徴が「シャープネス」。テクナAV?テクナGPの登場によって、トルクに対する回答が出た今、ゴールデンウィングは自らの特徴をより突き詰めて磨き上げていく機会を得ました。シャープネスとセンシティビティーにおいてはテクナをもしのぎフェンウィックの頂点に位置しています。


ゴールデンウィング・ツアーエディションは高弾性グラファイトマテリアルの特性を活かしたシャープネスを研ぎ澄まし、ベンドカーブのスムースさによって、ティップ?バットの各セクションの機能がスムースに連動するブランクデザイン、そしてそれを可能にするフェンウィックテクノロジーの結晶です。
アングラーが自らの意思をダイレクトにルアーに伝える。ルアーの挙動を通じて水中の状況を感じ取る。キャスト、バイト、フッキング・・・・、一連の動作全てをアングラー自らが感じ、コントロールするスタイルに、ゴールデンウィング・ツアーエディションは最高の性能で応えてくれます。極限のプレッシャーの中で1匹のキーパーサイズが命運を握るトーナメントにおいては、その操作性と繊細さが大きなアドバンテージを持つことを、沢村幸弘がスペシャルチューンドロッドとしてデザインしたK.T.Fモデルのプラットホームとしてゴールデンウィング・ツアーエディションを選択した事実が物語ります。


革新的なガイドセッティングやグリップデザインを取り入れ、新たなメソッドに対応するアクションのロッドや、フルソリッドブランクを使用したスペシャリティーなロッドを積極的に展開するなど、先進的なブランドでもあります。
テクナGPとともに、文字通りフェンウィックの双翼を成すブランド、フェンウィックの歴史を支える使命を背負ったロッド、それがゴールデンウィング・ツアーエディションなのです。